2010年09月29日
小説家ごとの「背後で爆発が起きて振り返る」完全版
小説家ごとの「背後で爆発が起きて振り返る」完全版
◆小説
「後ろで大きな爆発音がした。俺は驚きながら振り返った。」
◆ケータイ小説
「ドカーン!びっくりして俺は振り返った。」
◆ラノベ
「背後から強烈な爆発音がしたので、俺はまためんどうなことになったなぁ、とか
そういや昼飯も食っていないなぁとか色々な思いを巡らせつつも振り返ることにしたのである」
◆山田悠介
「後ろで大きな爆発音の音がした。俺はびっくりして驚いた。振り返った。」
◆司馬遼太郎
「(爆発--)であった。余談だが、日本に初めて兵器としての火薬がもたらされたのは
元寇の頃である…」
◆荒木飛呂彦
「背後から『爆発』だアァァァッ!これを待っていたっ!振り返ると同時にッ!すかさず叩きこむ!」
◆村上龍
「後ろで爆発音がした、汚い猫が逃げる、乞食の老婆が嘔吐して吐瀉物が足にかかる、
俺はその中のトマトを思い切り踏み潰し、振り返った。」
◆奈須きのこ
「爆発があったのは昨日のことだっただろうか。
――突如、背後から爆発音が鳴り響いた。その刹那、俺はダレよりも疾く振り返る―――ッ!」
◆矢口真里
「子供の頃からボンバーマンが大好きで、爆発音がしたらつい後ろを向いちゃうんです。
多分、芸能界では一番マニアックなボンバーマン好きだと思いますよ。
◆京極夏彦
「凄まじい音とともに地面が揺れる。――爆発、ですか?私が問うと、
彼は白湯とさして変わらぬ出涸らしをすすり、
――だから何だと言うのか。と答えた。りん、と、何処かで風鈴の音がした。」
◆久保帯人
「背後から爆発音・・・だと・・・!?オレは驚愕し後ろを振り向いた」
◆池上彰
「じゃあ、そもそも爆発って何なんでしょう皆さん気になりますよね?
そこで図を用意しました ちょっと後ろを見てください」
◆久米田康治
「爆発・・・爆発ねえ・・・あの程度の爆発などまだ序の口。
世の中には、もっと恐ろしい爆発が存在するのです!」
◆村上春樹
「爆発というものを想像するとき、
僕は夏の夜に流れる星のイメージに捕らわれる。
それは恐ろしく儚く、そして短い生命なのだ。だから、僕は常に混乱する」
◆北方謙三
空気が、震えた
猛狂うような爆発音に振り返ると、
青山の乗っていたメルセデスが夕陽と同じ色の炎に包まれていた
佐山は腹の底から雄叫びをあげた
◆夢野久作
「……ドオオ―――ンンン――――ンンンン……………。
いやいや。バクハツだバクハツだ……そんな馬鹿な……
不思議な事が……アハハハ……。
私は振り返り、思わず笑いかけたが、
その笑いは私の顔面筋肉に凍り付いたまま動かなくなった。」
◆夏目漱石
「後ろからぼかん、という音がした。
我輩はまた白君がどこぞの酒屋の一斗缶を倒したのかとおもうと、
どうもちがうらしい。
ちらと音のしたほうを振り返ると同時に、
硝煙が我輩の鼻をくすぐった。」
◆水木しげる
「ウワーーッ!」
◆石田衣良
「ふー、びっくりした」
「サイレントマジョリティーを考慮に入れて
振り返るかどうか決めさせていただきます」
◆宇能鴻一郎
「あたしの後ろで、大きな音がしたんです。
あたし、もう、ビックリしちゃって、振り向いた。」
「あたし,ムッチリとした女子高生なんですけど,
後ろですっごく大きくて背筋がぞっとしちゃうような爆発音が(以下略
◆大江健三郎
「後ろから大きな爆発音が聞こえた。女の膣がこすれるような音だった。
こいつは、勃起させる!」
◆夢枕獏
「ごう、とはぜるような音がした。」
◆稲川淳二
「ある一人の女の子がですね、
こう、人気のない、くらーい道を歩いていたわけですよ」
「そうすると後ろから、ドカーン!ドカーン!って爆発音がするもんで」
「いやだなー怖いなーと思いながら、
その子は振り返ったんですよ。すると…」
◆松尾スズキ
「そしたら背後からでっかい爆発音が
ええ、そりゃ振り返りますよ
振り返りますとも
人間だもの」
◆渡部陽一
「そのとき 後ろで 大きな 爆発音がしたんです
わたしは ひどくおどろき おもわず振り返りました」
◆ドストエフスキー
そのとき、彼のうしろから爆発音がした。彼の顔は瞬時に真っ青になった。
しばらくのあいだ立ちすくんでいたが、
そんな自分を恥じるかのように
「――ちぇっ!爆発音なんかが、このおれに一体なんの関係があるというのだ」
と独りごちながら、ゆっくりとうしろをふり返った。
◆北野勇作
後ろで何かが爆発したような音が聞こえた気がした。
たしかに他の人は振り返っているように見え
るし、何か起こったことは間違いないのであろう。
しかしまあ、振り返らずにあれこれ悩んでも仕方がないから、
とりあえず振り返っておくことにした。
◆鳥山明
「ドゥオーーーーン 「!?」 バッ」
◆鳩山由紀夫
わたくしとしては振り返る必要があるのではないかと思っておりそのように確信もしておりますが、
一方におきましては爆発がなかったのではないかという御意見も頂戴しておりますので
今後の推移を見守りながら爆発があったかどうかなどの事実関係も含めて
国民の皆様の意見なども参考にしまして関係機関との協議を十分に進めた上で
どのように対処していくべきであるかという方針を決定するために全力で努力すべきであると
わたくしはそう思っております。
◆尾田栄一郎
「ドン!」
◆勝俣
「後ろですっげーでっけぇ爆発音がしたんすよ!!!!
俺それで、アッコさんが怒ってると思って
(やべぇ!!!!これまじやべぇ!!!!!!)
って思いながら振り返ったんですよ!!!!」
◆山岡史郎
「やれやれこんなものを爆発と呼んでるようじゃ話にならないな。
いいでしょう、一週間後にまたこの場所へ来てください。
本物の爆発というものをお見せしますよ。」
◆海原雄山
「ハッハッハッこんな爆発を有り難がっているようでは
東西新聞社の社主さんもたかが知れるという物ですな!」
◆小説
「後ろで大きな爆発音がした。俺は驚きながら振り返った。」
◆ケータイ小説
「ドカーン!びっくりして俺は振り返った。」
◆ラノベ
「背後から強烈な爆発音がしたので、俺はまためんどうなことになったなぁ、とか
そういや昼飯も食っていないなぁとか色々な思いを巡らせつつも振り返ることにしたのである」
◆山田悠介
「後ろで大きな爆発音の音がした。俺はびっくりして驚いた。振り返った。」
◆司馬遼太郎
「(爆発--)であった。余談だが、日本に初めて兵器としての火薬がもたらされたのは
元寇の頃である…」
◆荒木飛呂彦
「背後から『爆発』だアァァァッ!これを待っていたっ!振り返ると同時にッ!すかさず叩きこむ!」
◆村上龍
「後ろで爆発音がした、汚い猫が逃げる、乞食の老婆が嘔吐して吐瀉物が足にかかる、
俺はその中のトマトを思い切り踏み潰し、振り返った。」
◆奈須きのこ
「爆発があったのは昨日のことだっただろうか。
――突如、背後から爆発音が鳴り響いた。その刹那、俺はダレよりも疾く振り返る―――ッ!」
◆矢口真里
「子供の頃からボンバーマンが大好きで、爆発音がしたらつい後ろを向いちゃうんです。
多分、芸能界では一番マニアックなボンバーマン好きだと思いますよ。
◆京極夏彦
「凄まじい音とともに地面が揺れる。――爆発、ですか?私が問うと、
彼は白湯とさして変わらぬ出涸らしをすすり、
――だから何だと言うのか。と答えた。りん、と、何処かで風鈴の音がした。」
◆久保帯人
「背後から爆発音・・・だと・・・!?オレは驚愕し後ろを振り向いた」
◆池上彰
「じゃあ、そもそも爆発って何なんでしょう皆さん気になりますよね?
そこで図を用意しました ちょっと後ろを見てください」
◆久米田康治
「爆発・・・爆発ねえ・・・あの程度の爆発などまだ序の口。
世の中には、もっと恐ろしい爆発が存在するのです!」
◆村上春樹
「爆発というものを想像するとき、
僕は夏の夜に流れる星のイメージに捕らわれる。
それは恐ろしく儚く、そして短い生命なのだ。だから、僕は常に混乱する」
◆北方謙三
空気が、震えた
猛狂うような爆発音に振り返ると、
青山の乗っていたメルセデスが夕陽と同じ色の炎に包まれていた
佐山は腹の底から雄叫びをあげた
◆夢野久作
「……ドオオ―――ンンン――――ンンンン……………。
いやいや。バクハツだバクハツだ……そんな馬鹿な……
不思議な事が……アハハハ……。
私は振り返り、思わず笑いかけたが、
その笑いは私の顔面筋肉に凍り付いたまま動かなくなった。」
◆夏目漱石
「後ろからぼかん、という音がした。
我輩はまた白君がどこぞの酒屋の一斗缶を倒したのかとおもうと、
どうもちがうらしい。
ちらと音のしたほうを振り返ると同時に、
硝煙が我輩の鼻をくすぐった。」
◆水木しげる
「ウワーーッ!」
◆石田衣良
「ふー、びっくりした」
「サイレントマジョリティーを考慮に入れて
振り返るかどうか決めさせていただきます」
◆宇能鴻一郎
「あたしの後ろで、大きな音がしたんです。
あたし、もう、ビックリしちゃって、振り向いた。」
「あたし,ムッチリとした女子高生なんですけど,
後ろですっごく大きくて背筋がぞっとしちゃうような爆発音が(以下略
◆大江健三郎
「後ろから大きな爆発音が聞こえた。女の膣がこすれるような音だった。
こいつは、勃起させる!」
◆夢枕獏
「ごう、とはぜるような音がした。」
◆稲川淳二
「ある一人の女の子がですね、
こう、人気のない、くらーい道を歩いていたわけですよ」
「そうすると後ろから、ドカーン!ドカーン!って爆発音がするもんで」
「いやだなー怖いなーと思いながら、
その子は振り返ったんですよ。すると…」
◆松尾スズキ
「そしたら背後からでっかい爆発音が
ええ、そりゃ振り返りますよ
振り返りますとも
人間だもの」
◆渡部陽一
「そのとき 後ろで 大きな 爆発音がしたんです
わたしは ひどくおどろき おもわず振り返りました」
◆ドストエフスキー
そのとき、彼のうしろから爆発音がした。彼の顔は瞬時に真っ青になった。
しばらくのあいだ立ちすくんでいたが、
そんな自分を恥じるかのように
「――ちぇっ!爆発音なんかが、このおれに一体なんの関係があるというのだ」
と独りごちながら、ゆっくりとうしろをふり返った。
◆北野勇作
後ろで何かが爆発したような音が聞こえた気がした。
たしかに他の人は振り返っているように見え
るし、何か起こったことは間違いないのであろう。
しかしまあ、振り返らずにあれこれ悩んでも仕方がないから、
とりあえず振り返っておくことにした。
◆鳥山明
「ドゥオーーーーン 「!?」 バッ」
◆鳩山由紀夫
わたくしとしては振り返る必要があるのではないかと思っておりそのように確信もしておりますが、
一方におきましては爆発がなかったのではないかという御意見も頂戴しておりますので
今後の推移を見守りながら爆発があったかどうかなどの事実関係も含めて
国民の皆様の意見なども参考にしまして関係機関との協議を十分に進めた上で
どのように対処していくべきであるかという方針を決定するために全力で努力すべきであると
わたくしはそう思っております。
◆尾田栄一郎
「ドン!」
◆勝俣
「後ろですっげーでっけぇ爆発音がしたんすよ!!!!
俺それで、アッコさんが怒ってると思って
(やべぇ!!!!これまじやべぇ!!!!!!)
って思いながら振り返ったんですよ!!!!」
◆山岡史郎
「やれやれこんなものを爆発と呼んでるようじゃ話にならないな。
いいでしょう、一週間後にまたこの場所へ来てください。
本物の爆発というものをお見せしますよ。」
◆海原雄山
「ハッハッハッこんな爆発を有り難がっているようでは
東西新聞社の社主さんもたかが知れるという物ですな!」
Posted by COFFRET at 13:39│Comments(0)